TIME/タイム(2011)
火曜日, 1月 22nd, 20192019020『TIME/タイム(In Time)』 アンドリュー・ニコル
2019020『TIME/タイム(In Time)』 アンドリュー・ニコル
2019019『LOOPER/ルーパー(Looper)』 ライアン・ジョンソン
2019018『アジャストメント(The Adjustment Bureau)』 ジョージ・ノルフィ
2019017『ボーダーライン(Sicario)』 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
2018280『シュガー・ラッシュ(Wreck-It Ralph)』 リッチ・ムーア
2018279『ブロンド少女は過激に美しく(Singularidades de Uma Rapariga Loura)』 マノエル・デ・オリヴェイラ
2018278『怪物はささやく(A Monster Calls)』 フアン・アントニオ・バヨナ
2018277『ディストラクション・ベイビーズ』真利子哲也
2018276『サミュエル・フラーのシャーク!(Shark!)』 サミュエル・フラー
2018275『浪花の恋の物語』 内田吐夢
2018274『レジェンド・オブ・パール ナーガの真珠(鮫珠傅 Legend of the Naga Pearls)』ヤン・レイ
アナグラムというのはある言葉の文字を入れ替えて別の言葉を作る遊びだが、これが結構面白い。アンドレ・ブルトンがダリの拝金主義を批判し、次のようなアナグラムを作ったことは有名である。
Salvador Dalí(サルバドール・ダリ)
→Avida Dollars(ドルの亡者)
こんな本をある書評で見かけたので早速買ってみた。
タイトルは「驚くべきアナグラム 世界の隠れた意味」
その中から、いくつか抜き出してみる。
Albert Einstein(アルバート・アインシュタイン)
→rien n’est établi.(何も立証されていない)
La vitesse de la lumière(光の速度)
→limite les rêves au-delà.(その先では、夢に限界を定めている)
Le mouvement perpétuel(永久運動)
→temple où rêve un temple.(寺の中でまた寺が夢みている)
Léonard de Vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
→Le don divin créa.(神の才能が創造した)
Le sourire de Monna Lisa(モナリザの微笑)
→Le soir donna sa lumière.(夜がその光を与えた)
Léonard Bernstein(レナード・バーンスタイン)
→L’art de bien sonner(よく響く技法(芸術))
L’origine de l’Univers(宇宙の起源)
→un vide noir grésille.(暗黒の空虚がジュウジュウ音を立てている)
L’Origine du monde(世界の起源)
→Religion du Démon(悪魔の宗教)
Le marquis de Sade(サド侯爵)
→disséquer la dame.(婦人を解剖する)
あるいは
→démasqua le désir.(欲望の正体を暴露した)
Aurore Dupin, baronne Dudevant, alias George Sand(オーロール・デュパン、デュドヴァン男爵夫人、別名ジョルジュ・サンド)
→valsera d’abord au son du piano d’un génie étranger.(外国の天才(もちろんショパンのこと)のピアノの音に合わせてまずワルツを踊ることになるだろう)
Robert Schumann(ロベルト・シューマン)
→reconnut Brahms.(ブラームスを認めた)
とても充実した時間でした。
サービス満点のアンコール
MacBook Proのハードディスクがいっぱいになったので、交換しました。分解に特殊な工具が必要でちょっと苦労しましたが、何とか成功しました。
今日は二つの坂を「はしご」しました。午前中、国会図書館で調べ物をして、Mさんおすすめの神楽坂へ。縦にうねる龍の背骨のような急な坂を神楽坂下から神楽坂上へ。このメインストリートもおもしろいけれど脇腹の骨のように分岐する路地には食指が動く店がいくつもあって、これは時間をかけて、何度も来るしかありません。友人のTと待ち合わせて、CanalCafeで少し遅めの昼食。少し雨も降り始め、寒かったのでテラスの席はあきらめ、室内の席でピザを食べました。
その後、二人で上野の東京国立博物館平成館でやっている長谷川等伯展に。能登七尾で生まれた仏画の絵師が「等伯」になっていく過程がやはり興味深いです。
上野にきていつも感動するのは博物館前の「ユリノキ」です。モクレン科の巨木で写真ではよく見えませんが小さなモクレンそっくりの花をつけていました。
二つ目の坂は表参道。等伯を観た後、Tと分かれて原宿へ。同郷のYと夕方待ち合わせをしていたのは表参道の交差点だったのだけれど少し時間があったので原宿から表参道のだらだら登りの坂を歩こうという訳です。こちらは高級ブランドのショップが並び、神楽坂とは対極にある魅力をもった空間です。霧のような雨が少し暖かくなって春も近いと感じました。