現金に体を張れ(1956)

現金に体を張れ』(The Killing

ジェラルド・フリードの音楽が緊迫感を高める。
大金を狙って周到に計画された完全犯罪が、女がつまずきの石となり、最後に「偶然」によって破綻してしまうのは、4年後に制作された「太陽がいっぱい」の原型となっているかもしれない。
光の「Plein Soleil」と闇の「The Killing」であるがいずれも皮肉なラストシーンが印象的。

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