二つの坂の間

今日は二つの坂を「はしご」しました。午前中、国会図書館で調べ物をして、Mさんおすすめの神楽坂へ。縦にうねる龍の背骨のような急な坂を神楽坂下から神楽坂上へ。このメインストリートもおもしろいけれど脇腹の骨のように分岐する路地には食指が動く店がいくつもあって、これは時間をかけて、何度も来るしかありません。友人のTと待ち合わせて、CanalCafeで少し遅めの昼食。少し雨も降り始め、寒かったのでテラスの席はあきらめ、室内の席でピザを食べました。

その後、二人で上野の東京国立博物館平成館でやっている長谷川等伯展に。能登七尾で生まれた仏画の絵師が「等伯」になっていく過程がやはり興味深いです。

上野にきていつも感動するのは博物館前の「ユリノキ」です。モクレン科の巨木で写真ではよく見えませんが小さなモクレンそっくりの花をつけていました。

二つ目の坂は表参道。等伯を観た後、Tと分かれて原宿へ。同郷のYと夕方待ち合わせをしていたのは表参道の交差点だったのだけれど少し時間があったので原宿から表参道のだらだら登りの坂を歩こうという訳です。こちらは高級ブランドのショップが並び、神楽坂とは対極にある魅力をもった空間です。霧のような雨が少し暖かくなって春も近いと感じました。

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